【解説】
 病に苦しむ夫をもつ妙心尼を励まされたお手紙の一説です。
 生きていれば必ず生老病死≠フ四苦から逃れることは出来ません。この苦しみにあふれた娑婆世界(しゃばせかい)での生活によって、誰もが知らず知らずに精神や肉体に大いなるストレスを生じ何らかの病気になってしまうのです。
 日蓮宗の南無妙法蓮華経の信仰の目的は、幸せな人生を実現することであり、それには私たちの人生のすべてが御本仏様のお導きそのものであると悟ることがとても大切です。  
もし病を得たならば、この病は御本仏様からのメッセージであり、心と身体が大分疲れているから休みなさいとお導き下さっているのだと素直に信じる心(道心)を養うことが大切なのです。
 いつでもどこでも、御本仏様は倶生神様を通じて私たちを見守っていて下さいます。そして絶え間なくお導きのメッセージを送って下さっています。そのことに気付くのが早ければ早いほど、大難は小難に小難は無難にと安穏な信行生活が実現するのです。
病やけがなど何らかの不都合な事態を感じたならば、今以上それ以上不運に見舞われないようにとの御本仏様のお導きに他なりません。直ちに道心を起こして運命を好転していきましょう。
(平成25年5月)

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