仏教の言葉

八正道はっしょうどう

人生には、悩み苦しみが付き物です。お釈迦様は、この世のすべては苦であるともおっしゃられています。その苦しみを滅っして、安楽な人生にする為に、「八正道」という教えを説かれました。

即ち、正見(正しく見る)・正思(正しく考える)・正語(正しい言葉で話す)・正業(正しく行う)・正命(正しく生活する)・正精進(正しく努力する)・正念(正しく心を落ち着かせる)・正定(正しく精神を統一する)の八つの幸福への実践方法です。正しいというのは、事実を、自分本位の考えを交えないで、素直に在りのままに受け取るという意味であり、御本佛様のお導き下さる通りに八正道を実践して行けば、必ず眼前の苦を克服することができるのです。 お題目の功徳には、当然この八正道も含まれています。九識霊断法で御本佛様のお導きをいただき、お題目を一心にお唱えすることで、日常生活の中に、自然に八正道が実践され、そのまま幸福への道へと通じて行くのであります。