日蓮大聖人様のお言葉
平成25年3月

- 本尊供養御書
- 建治二(1276)年
- 聖寿 五十五歳
- 著作地 身延山
【解説】
「ほとけ」という言葉から、一体何を連想されるでしょうか。「亡くなった人」あるいはその人の「遺体や遺骨」でしょうか。「観音様」や「大仏様」などをイメージする人もあるでしょう。私たち日本人は、色々なものをひとつの言葉で、実に器用に言い表しているものだなと妙に感心させられます。
さて、この場合の仏とは、私たち生きとし生ける者の生命の御親である御本仏お釈迦様のことです。大曼荼羅御本尊によってあらわされている仏様です。
私たちは皆、御本仏様の生命を肉体に宿して生きています。御本仏様の子―仏子(ぶっし)なのです。人生で行う仕事や人々との係わりなどこの世の出来事はすべて仏子である本当の自分≠フ使命であり目的なのです。
日蓮大聖人様は、南無妙法蓮華経の信仰に精進する人は、知らず知らずの内にその言動が仏様本来のものになり、仏様の子同士、互いに思いやりの心で接し、慈しみ合うことが出来るのだとお示しなのです。
(平成25年3月)