日蓮大聖人様のお言葉
平成29年1月
- 『撰時抄』
- 建治元(1275)年
- 聖寿 五十四歳
- 著作地 身延山
【解説】
この『撰時鈔』は、日蓮大聖人様が、今こそ法華経と御題目の信仰が弘まるべき時≠ナあることを述べられた重要な御書です。
御本仏様は人々の心を田にたとえられました。そして法華経を説いて人々の心の田を耕し、仏の種を植えられたのです。私たちは誰も皆、心の田に仏の種を植えられた仏の子であります。
心の田の種を芽吹かせ、花を咲かせ、実を結ばせるには、光と水と養分に当たるものが必要です。
それこそが、御本仏様の御導きのごとく御題目を唱え、日々の行いの中に御題目の功徳を現していくことに他なりません。正しい御題目の信仰は、人生の光であり水であり、大切な養分なのです。
(平成29年1月)