日蓮大聖人様のお言葉

平成29年7月

顕謗法鈔けんほうぼうしょう
  • 弘長二(1262)年
  • 聖寿 四十一歳
  • 著作地 伊東

【解説】

このお手紙は、日蓮大聖人様が伊豆の伊東へ御流罪中に書かれたもので、正しい教えを弘めて世の中を救おうとしている者に害をなす者、教えを謗(そし)る者の罪についてお示しです。

慈悲とは人として最も大切な心です。

慈は人としてあるべき道を厳しく示し導く心で、父親的な思いやりの心です。悲は母親的な思いやりの心で、傷付いた感情を、無条件に包み込んでくれる心です。

この慈悲の心によって、他者への思いやり慈しみの行いが生じます。慈悲の心をもって、他者の幸せとともに自分の幸せを祈る行いが合掌であり、南無妙法蓮華経の御題目を唱えることなのです。

慈悲の心を持たず、また養うことをしない邪見の人は、自己中心的にしか生きることが出来ず、やがては不幸な人生になってしまいます。

(平成29年7月)